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今、タイについて思うこと

1週間休みが取れれば行っていたタイですが、先の年末年始の滞在以降コロナで行くことができません。タイ国内ではコロナの感染者は極めて少ない状況が続いていますが、ほぼ鎖国状態でコロナの侵入を防いでいるだけで、経済の再開に向けた政府の動きは策無しに見えます。観光収入がGDPの20%を占めるこの国のダメージの大きさは容易に想像できます。

 

今、このタイの首都バンコクでは、連日デモが起こっています。

今起きているデモはこれまでに起きたものとは本質的に異なっており、歴史に残る民主主義の変革の起点となる可能性があるようにも思われます。

これまでタイでは、現政権への反対からデモが発生し、それを鎮圧する名目で軍のクーデターにより軍事政権となり、その後また選挙を行うということが何度となく繰り返されてきました。

今回のデモの根本に、この悪しきルーティーンを絶たなければという若者世代の危機感があるように見えることです。

現プラユット体制だけではなく、ワチラロンコン国王の王室体制も批判の対象となっており、タイ国体制の根本的な変革を求めているところがこれまでと異なるところです。

そのため長期的な運動になる可能性がありますが、平和的に民主主義が進むことを願わずにはいられません。

 

タイは私が最も好きな国のひとつです。世界中の人を引きつけます。

往来が再開した際は真っ先に訪れて、馴染みの食堂でコームーヤーン、カーナームーコーでチャーンビアです。

 

シーロム(BKKのビジネス街)の食堂

 

右がコームーヤーン

豚の喉肉の焼肉です。柔らかい肉質と脂の甘味が最高!皆大好き、ビールに最高!

 

左がカーナームーコー

味からみて多分かき菜だと思います。

カリカリ豚肉とかき菜のサクサクがたまらない。

 

私のひとりご飯の時の定番です

バンコクのプロムポーン駅のデパート前(2019年末)

 

12月になると街中イルミネーションが彩ります

日本とは少し違って、カラーリングがポップでタイらしいです